幻想幻夢その6
2018年の中秋の名月は9月24日です。中秋の名月について日本と世界の習慣の違いや、十五夜に飾るときにおすすめの秋の七草をご紹介!
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【中国は中秋節】
中秋の名月は中国から伝わってきた歴史があります。
中国では中秋節として春節(中国の旧正月をお祝いする節)の次に大きいお祭りとなっています。2018年の中秋節は9月22日~24日の3連休です。中秋節には家族や親しい友人を招き、月餅を食べ、月を見るという風習がありました。現在月餅はその時期の贈答品として定着しています。
【香港】
香港でも中国と同様に中秋節があります。贈答用なのが通例で、重みのある月餅はビール券などのような商品券で月餅券をお送りする場合があるようです。
【アメリカ】
英語にはネイティブインディアンが付けたと言われる、各月の満月に名前がついています。その中で9月は「Harvest moon(ハーヴェスト・ムーン)」といい、直訳は「収穫月」となります。満月がこうこうと明るいので、夜に収穫ができて助かるというところからこの呼び名になったとする説があります。9月の満月だけを愛でる風習は無いようですね。
秋の七草は、山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだ歌にちなんでいます。
秋の野に 咲たる花を 指折り かき数ふれば 七種(ななくさ)の花 (万葉集)
萩の花 尾花葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなえし) また藤袴 朝顔の花 (万葉集)
秋の七草は、ススキ(尾花)・クズ(葛花)・ナデシコ(瞿麦)・オミナエシ(姫部志)・フジバカマ(藤袴)とキキョウ(桔梗)です。
歌の中にある「朝顔の花」は、朝顔・昼顔・ムクゲ・桔梗など諸説ありますが桔梗が有力とされています。秋の七草は、春の七草のように粥にして食べたり、というようなことはとくにありません。




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